写真で綴る長岡 FMながおか日記

2010年7月13日(火) 牛の墓「牛魂碑」の除幕式
 
山古志闘牛場の近くにある牛舎。当日はあいにくの雨でした。道路が白くなっているのは、口蹄疫
対応の消毒です。私の車も牛舎に入る時、消毒をしてもらいました。牛舎近くに「牛魂碑」があります。
牛魂碑の近くには、新しい牛舎が建設されています。

 

 読経が始まりました。集まった地域住民約20人
 が見守りました。

 中越地震で助けられずに死んだ闘牛約30頭
 肉用牛約120頭の合わせて150頭。
 助け出しても処分せざるをえなかった牛も含める
 と約250頭の牛が眠るお墓です。

 実際にこのお墓には、8頭の牛の骨が埋められて
 います。


 
牛魂碑には、
「おじ おじ 皆んないい牛だった。
 生れ変わって今一度 
 山古志に元気をください。 ご冥福をお祈りします」と、書かれています。

この“おじ”は牛を指す言葉です。牛を家族のように大切に育てている気持ちが表れて
います。この言葉は、山古志闘牛会松井治二会長の奥様が、長岡高校の体育館で避難生活
をしているときにマジックで白い布に書いたものです。この言葉は地震当時、全村避難の
ため「村に戻れない、牛を見に行けないから、これを持っていってください」と関係者に

託したものでした。そのときの筆跡のまま石碑に刻まれております。

写真は、山古志闘牛会の会長 松井治二さんと、石碑を作ったトーア株式会社専務取締役の桜井カツエ
さんです。松井さんはじめ、地域住民の6年の想いが形になりました。

なお、この「牛魂碑」には、宮崎県の口蹄疫で処分した牛の供養の気持ちも込められています。
現在の「牛の角突き」があるように、宮崎県の復興も願っています。